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東北イノアックスペシャル特集

イノアックリビング

東北イノアックスペシャル特集

FEATURE

東北イノアック 特集 イノアックリビング

東北イノアックで起こる新たなものづくりの潮流。
営業・開発が一体となり、新製品をプロデュース。

STORY 01新しいタイプの敷布団誕生

開発背景

イノアックが素材メーカーとして培ってきた技術力を寝具・ファニチャーの分野で発揮するイノアックリビング。東北イノアックでは、イノアックリビングを通して、大手ショッピングセンター向けの製品や、大手ブランドのOEM製品の開発なども行なってきました。しかし、その中で、東北イノアックが自ら東北の地場に根付いた商品として企画開発し、東北のお客様に使っていただきたいという思いから生まれたのが、旅館・ホテルの客室向けの新しいタイプの敷布団です。

元々、東北イノアックのリビング事業部の営業が東北の温泉街をはじめとした旅館・ホテルを回っている中で、従来多く使われている羊毛三層、四層などの繊維製の敷布団はへたりやすい、耐久性がないといった声がよく聞かれました。また、敷布団が4〜5kgあることで、毎日仲居さんが上げ下げする作業や、たまに敷布団を干す作業など、思っている以上に重労働だという声もよく耳にしていました。

洗えるタイプの敷布団

そういった現場の環境、ニーズを営業担当が足で拾い集めてきた中で、企画されたのが「洗えるタイプの敷布団」をコンセプトにした、ウレタン素材の高機能マットレスに、表面に一枚敷パッドを綿製品と同様のキルトの加工を施し、取り外し可能な2アイテムとしたまったく新しいタイプのマットレスであり、敷布団です。ウレタンのマットレスは寝心地や耐久性は良いものの、和室の風合いにはどうもなじまないという反応が多かったものを、綿の肌触りの良さや風合いを生かしつつ、高機能のマットレスを体感していただける製品として、両者の強みを生かせる仕様を考案。また、着脱可能な2アイテム式にすることで、いつでも簡単にキルト部分を取り外して干すことができ、仲居さんの持ち運びによる重量の負荷を大幅に軽減し、作業効率の向上も実現できる製品を目指して、2015年の3月より開発が進められました。

表面のキルトには羊毛綿を使用しており、風合いがとてもよい。

キルト部分は外せるので作業が楽です。

開発にあたっては、大きなハードルとなったのが、キルト部分の綿の量。綿が多すぎると、マットレスの感触や柔らかさを消してしまい、逆に少なすぎると、マットレスの固い感触が残るといった中で、微妙なバランスを実現するのは困難が伴いました。しかし、開発担当者が、時間を要しながら僅かな綿のボリュームを調整。まさに試行錯誤を繰り返すことで、夏場には絶妙なバランスで両者の特性を生かしきった商品の開発に成功しました。

「洗えるタイプの敷布団」というコンセプト、そして、それを実現する斬新な商品は絶対に現場のニーズがあるという強い確信の下、営業手法も今までの飛び込み営業のスタイルから、山形、秋田、福島の旅館組合の業者会に向けてDMを発送し、反応を待つマーケティングを実施。狙い通りに多くの旅館・ホテルから引き合いや問合せを獲得。特に、高額単価の和室用の敷布団として採用されるケースが増えています。今はまだまだこの製品を多くのお客様に知っていただけるよう営業展開をより強化していくフェイズですが、さらに先には、今の敷布団の特性を生かしつつも仕様の改良などでコストを抑えた商品の開発も視野に入っています

STORY 02一般家庭向け商品開発

新しいライフスタイルを提案

東北イノアックでは、さらに今後、BtoB向けの商品だけでなく、一般消費者向けの商品開発にも力を入れていく考えです。東北を拠点とする地場のメーカーとして、同様に東北を拠点とするホームセンター、ドラッグストア、スーパーなど、小売・流通の事業者と連携して東北を盛り上げていける商品の企画開発なども意欲的に展開していく所存です。東北イノアックは、東北の地域性、東北の人々の生活スタイルに寄り添った商品を生み出し、市場に送り出すことをこれからの使命と捉えています。

東北イノアックは、東北の地域性、東北の人々の生活スタイルに寄り添った商品を生み出し、市場に送り出すことをこれからの使命と捉えています。

Made in TOHOKU
この枕は、若柳工場で一つひとつ手づくりしています。